【グループ会社】株式会社光学技研製作のプリズムがJAXA宇宙科学研究所広報誌で紹介されました。 2024年4月30日

2024年4月30日

2026年に打ち上げを計画しているRoman宇宙望遠鏡に、グループ会社である株式会社光学技研が製作したウォラストンプリズム*1が搭載される旨、JAXA宇宙科学研究所の広報誌であるISASニュース2024年4月号（No.517）（5ページ）で紹介されました。

Roman宇宙望遠鏡は国際協力で進められているアメリカ航空宇宙局 (NASA) の広視野赤外線宇宙望遠鏡計画で、日本はコロナグラフ*2の心臓部ともいえるコロナグラフマスクの精密光学基板を提供しています。

今回、Roman宇宙望遠鏡の光学部品として光学技研製作のウォラストンプリズムが搭載されることは、国際協力プロジェクトである宇宙望遠鏡という失敗が許されない場面において、光学技研の持つ高い加工技術や信頼性が評価されたものと認識しています。

当社グループでは、今後とも「技術と信頼」の経営理念のもと、社会の進歩に貢献してまいります。

掲載誌：ISASニュース2024年4月号

*1偏光観測のため入射光を2つの直交する直線偏光に分離する偏光プリズム

*2太陽コロナや太陽以外の恒星を観測できる望遠鏡