炉内専用電磁波式CPCセンサ EMW

炉内専用電磁波式CPCセンサ EMW

概 要

電磁波という新しい発想

炉内にセンサなどの構造物を入れる必要がないので安全操業ができます。
電磁波式CPCセンサは、炉壁内部に埋設されたアンテナから電磁波を放射し、ストリップエッジから反射され戻ってくる電磁波の伝搬時間よりストリップ位置を計測する、従来にない新しい方式のセンサです。

特 長

  • ストリップや炉内設備との干渉がなく、安全操業ができます。
  • メンテナンス・フリーです。
  • 炉内雰囲気(粉塵・ヒューム)による汚れの影響はありません。
  • 消耗品がありません。
  • 校正棒により、調整が容易です。
  • 小型・軽量で設置スペースが小さく工事が容易です。
  • 工事費の削減ができます。

検出の原理と構成機器

アンテナから放射された電磁波が、ストリップエッジで反射され戻ってくるまでの伝搬時間からストリップ位置を計測します。 汚れ等により受信感度が低下しても、電磁波の伝搬速度は変わらないため測定に影響を及ぼしません。

検の原理と構成機器

仕 様

搬送波周波数 10GHz
計測範囲 40mm~1200mm ※1
直線性 ±1mm以下 ※1、※2
再現性 ±1mm以下 ※1、※2
分解能 0.2mm
最小板厚 12μm
アンテナ 角錐ホーンアンテナ
設置開口部 280mm × 240mm
冷却 コネクタ部 AIR Q=50ℓ / min
使用周囲温度 1000℃(max)
※1000℃以上はお問い合せ願います。
レーダアンプ

壁掛け型

電源 DC24V
冷却 AIR 40℃→ 10ℓ / min
   AIR 50℃→100ℓ / min
   AIR 60℃→170ℓ / min
   AIR 70℃→270ℓ / min (max35℃)
マイクロ波ケーブル 高温特殊タイプ L=10m、15m、30m
レーダアンプ出力 デバイスネットによる電送
警報出力 トリガ異常
レベル異常(デバイスネットによる電送)
ロールアウト
レベル低下

※1 パスライン変動がない場合。
※2 板幅変化のない定常部に限る。
   また、アンテナの設置環境でも変わります。

お問い合わせ

お問い合わせはメールフォーム、またはお電話にてお願いします。

東京 042-660-7353
大阪 06-6190-5552
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