液体測定用近赤外分光アナライザ(400-2500nm) 型式:A8860

液体測定用近赤外分光アナライザ(400-2500nm) 型式:A8860

概 要

自社独自開発の近赤外モデル

40年以上にわたり培った近赤外分光の蓄積した技術をベースに、試験室での分析に必要な機能を追求し、独自技術で完成させた近赤外分光アナライザです。現場での多様な測定要望に応えるサンプリングシステムをはじめとした多彩な機構は、高いコストパフォーマンスと、世界最高クラスの性能をご提供致します。
分光方式として大型のグレーティング採用し、ワイドスキャン対応のモノクロメータにより 400-2500nm の波長領域で高品質のスペクトル測定を可能としています。装置内のセルごとに60℃までのサンプル温度調整が可能であり、オートサンプラ機構により標準2連の試料連続測定が行えます。

機能詳細

オートサンプラ機能

オートサンプラ機能の搭載により、標準で2連の液体試料の自動測定が可能になりました。

オートサンプラ機能

試料の温度コントロール

セルに充填された試料ごとに装置内で60℃までの温度制御機構と、連動する自動測定機能を搭載し、任意に設定された試料温度に温調後に自動で測定を行う事が可能です。これにより、手間のかかる試料の温度管理から分析者を解放します。

試料の温度コントロール

 

サンプリングアクセサリ

揮発性の低い試料は密閉しないオープン型、ガソリン等の揮発性が高い試料は密閉可能なスクリュートップ型キュベットセルが選択できます。製造現場向けには、使い捨てできるディスポバイアルセル、液体を循環させながら測定できるフロースルーセルが使用できます。キュベットセルおよびフロースルーセルは、分析したい試料と成分に最適な光路長が選択できます。

サンプリングアクセサリ

仕 様

測定波長範囲400-2500nm
測光範囲2.0AU
ノイズ(RMS)at 0 Abs400-700nm <50μAbs
700-2500nm <30μAbs
データ間隔0.5nm
スキャン速度2 スキャン/秒
検出器400-1100nm Si(シリコン)
1100-2500nm PbS(硫化鉛)
電源入力単相 AC 100V-240V 50/60Hz
消費電力最大 200W
本体寸法幅406mm × 高さ394mm × 奥行631mm
質量36Kg
※本仕様は、お断り無しに仕様の一部を変更、向上させていただくことがあります。

お問い合わせ

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